2009-01-01から1年間の記事一覧

疲れ果てたTOP5

取り決め事や考え事が一向に進展しないまま会社のビルを23時半に追い出されるときは、パソコンの電源はおろかメーラーもワード文書も開いたままにして席を立つ。もちろん行動基準違反だが、5日も続けばもう知るかと心の中で小さく逆切れしつつ最後の上書き保…

チャットモンチー

土曜日のライブレポを書こうと思ったけどぱっと書けないのでぱっと書けるほうを書く。 チャットモンチーが凄かった!よかった!感動した! 友達に言わせるといまさらという感じらしい。土曜日まで一曲も知らなかった僕にとっては土曜日の出会いは新鮮だった…

「文学的」な音

去年くらいから雑誌に出る宮本のインタビューが随分面白い。大半は「おおなるほど」となるのだが、稀には日ごろ僕が思っていたようなことに「最近気づいた」などと宮本が言うことがあって、その時にふつふつと湧き上がる満足感は狂信的ファンだけが味わえる…

誰かがお前を待ってる

業務上でむき出しの敵意をぶつけられ、へこむ。酒を飲んで安宿に転がりこみ、携帯でyoutubeのあのファイティングマンの映像を眺める。自信をすべて失っても。 エレカシがあるから、僕はこうして嗚咽する。そうすることができる。なにがなんでも、あの親父が…

私的TOP5

「風に吹かれて」が特に染み入るシチュエーションがあるなぁと思っていて、唐突に「シチュエーション別TOP5」を考えてみた。 TOP5の元ねたはニック・ホーンビィの“ハイ・フィデリティ”。(僕も大好きです>たきさん)お題:夏の休日、まもなく子供が…

「風に吹かれて」ピアノ楽譜更新

2014年5月1日追記:楽譜の最新版は→こちら ちょっと仕事がたてこんでしまい、ここの更新はもとより、サマソニももろもろのチケット手配もままならぬうちに、お盆休みになってしまいました。 楽譜作成も頓挫していましたので、ひとまずできた箇所までを更新す…

風に吹かれて

かんかん照りの中をふうふうと歩く。ぶわっと吹く風の心地よさに意識が飛びそうになったら「風に吹かれて−ピアノバージョン」の季節である。しばらくコンサートで聞いてない気がするが、今年も屋外では演奏されるのだろう。去年、BRUTUSという雑誌の「ニホン…

Sky is Blue(2)太陽の重量

「昇れる太陽」では多くの歌でまさしく“昇れる太陽”が歌われている。そしてその直前に主人公(宮本が最近こう言っているので倣う)の追想が必ずはいるという法則性がある。「Sky is Blue」「あの風のように」「おかみさん」「It's my life」「ジョニーの彷徨…

さよならパーティー(7)

エレカシの歌で1番と2番のどちらが好きかと問われれば、間違いなく2番と答える。当然1番があっての2番なのでこれはフェアじゃないが、しかしやはり2番である。それはぞくっとさせる。うっとりさせる。目を見開かせる。目蓋を熱くする。そのメッセージを信じ…

愚痴

怒りが、続かない。 あの頃のようには、怒りの力が持続しない。 屹立した溶岩は、いつだって分厚いもやに絡め取られてしまう。 振り上げられた拳は行き場知らず、爆発なき尻すぼみ。 したり顔ですべてにうなづき、言葉尻合わせる。 燃えたぎってた血潮忘れた…

Sky is Blue

「昇れる太陽」には11人の宮本がいる。と思いたくなるくらい、一曲一曲の歌い方が異なる。あえて変えているのではないかってくらいに。なぜだろう。11曲は、みんな同じことを歌っているのかもしれない。それをなんとしても伝えたいという気迫が、こういう歌…

コンサートを忘れない方法

4月の武道館の帰り、やけに茫漠とした感じで記事を書いていた。それから数日後、圧倒された感覚、素晴らしかったという実感だけが残り、その後、細部を甦らせようにもなかなかイメージが戻ってこないもどかしさ。軽い喪失感にずっととらわれることになった。…

響きあう世界

この映像への偏愛はとどまるところを知らない。 <前奏> 0分2秒。気合をこめてギターを鳴らすと音って変わるんだ、初めて知った。 0分5秒。これからあのパフォーマンスを見せる人は、驚くほど疲弊している。10km走った後のようだ。 0分27秒。繰り返されるた…

笑ってない「ファイティングマン」

ずっとあの映像ばっかり見ている。 思えばこれをはじめてみたとき、バカみたいに感動してこの記事を書いた。 ファイティング40代〜NHK-BSのエレカシライブを見た 去年のアルバムツアーも、(大阪)野音も、武道館も、先だってのツアーも、すべて同じ系譜にあ…

訂正

先週のライブ後の記事で、「NHKホール放映」と書いたのは「C.C.レモンホール(渋公)放映」の間違いだった。放送がNHKだった。というのはどうでもよくて、見てたらこれを貼りたくなったので。こっそりと。ああ・・・宮本さん。こんな映像を残してくれ…

ZEPP OSAKAの余韻

前記事のコメントの最後で「サンキューまた会おう」などと書いて、もう本当に、苦笑、という感じなのだが、もう一度本文を読み返すと、あちこちでエレカシ的なものを真似ようとしていることに気づく。そもそもライブでも、宮本が手を固く握り締めたときなん…

'09/6/3 ZEPP大阪

エレカシ、ああエレカシ。最高だ!!! 去年のはじめぐらいから、ステージを見るたびにエレカシが「上って」いくように感じる。毎回が、最長不倒越えである。ということはつまり、常に今ここがど真ん中で、最高だ。生涯で見た最高のコンサートだ。始まりが「こ…

大阪チケットあります

一緒に行く予定だった知り合いが行けなくなってしまいました。 6月3日(水) 18:00開場 19:00開演 ZEPP大阪にて →地図はこちら 番号は800番台です。 ご希望の方は、以下のアドレスまでメールをください。stonebridge80アットマークgmail.com 先着1名様、定価…

ネヴァーエンディングストーリー

ツアーの感想をいろいろ読ませてもらうと、今回もかなり良さそうで楽しみだ。しかし、いかんせんここは大阪で、僕はサラリーマン。弱毒性とはいえ感染すれば欠勤、仕事に支障が出るわけで、悩ましいところだが、開催されれば間違いなく6月3日はZEPP大阪にい…

みんなエレカシを聴くべきである

産経新聞は好きじゃないが、朝日新聞はもっと好きじゃない。しかし今週号のAERAにはやられた。高橋かおりというライターが書いた、「宮本浩次が語った30代の挫折と再起」と題する文章である。とても面白かった。いや、自分がつらつら考えていたテーマが取り…

「昇れる太陽」感想文

仕事のお客さんに対して責任を果たす。会社から期待されている役割を果たす。夫であり、親であり、子であり、長年の友であり、新たに友になろうとしている、そういった関係に求められている約束や責任を果たす。僕のこれまでの行動や発した言葉に対して、関…

タワーレコード梅田店にて

なんかすごいコーナーができてるぞ!っと思ってとっさに写真をとった。 すごい・・・。「俺の道」発売時の様子を思い浮かべて感慨にふけってしまった。 入り口からすぐのところ。しかも「くるり」とか人気のバンド(でしょ?)の隣にこうしてきちんと。 これ…

ロックンロール・バァァン

今日、JAPANを読んだ。昨日は「食べづらい」は単にきっかけに過ぎないなどと書いたが、考えが変わった。 宮本だけじゃない、拡大したエレカシみんなの思いをつぎこんだ作品に対し、修辞的な表現とはいえ、面と向かって「食べづらい」と言われてしまったとき…

エレカシという現象

ライブレポの続きを書かなきゃと思ってるまに、なんだかえらい騒動になっていることに気づいた。 ようやく例のラジオ放送を聴いて、大爆笑。上っ面のDJと子供じみた宮本。シュールだ。 さらに、2chの芸スポ速報+で、なんと「宮本」と名を冠したスレが★24ま…

武道館ライブレポ(1)

さて、ライブレポである。書いてるうちに感情がよみがえり頭に血が上ってきたので、とりあえずここまでをアップ。 このブログの他の記事を少し読んでもらえればわかるように、最近のライブにせよ新曲にせよなんでもかんでも「素晴らしい」と書いているので、…

弾丸ツアー帰路

武道館での、圧倒的なコンサートが終わった。レポートは書くとしても後日。いつもにも増して、終わったあとの今は、呆然としている。 終わったな、過ぎていったな、という感覚が強い。音楽が鳴って、鳴り止んだとき、その音楽は過ぎ去っている。あんなに大勢…

深夜路上にて

夜行バスで目が冴えてしまうと、ちょっとした絶望感を感じることになる。 たっぷり寝ようとほろ酔いで9時に乗車して、爽快な気分で目覚めたのが0時。あと5時間。まずい。 娘が、今週はお父さん帰ってこないのかと、感づいたらしい。君は僕に会いたいだろうが…

ハナウタ(2)

むかし聴いたなんかの洋楽に雰囲気が似てるな、と思っていたら、ひょんなことから発見。Daniel Powterというひとの「Bad Day」だった。まさに「いい歌」。 メロディーはぜんぜん違うがアレンジに通じるものがある。なによりも、春の陽気がそうであるように、…

いまさらですが

年末年始をはさんで長い間更新しなかったせいで、こちらを見に来てくださっていた方に、ご心配をおかけしてしまいました。 すみません、というほかありません。 体調その他は万全です。今週の武道館にも遠征する勢いです。 気まぐれで更新停止してしまうよう…

ハナウタ

ハナウタを聴いた。せっかくなので実況風に。 まだ聴いてないかたは、まずこちらからどうぞ→映像