風に吹かれて ピアノ楽譜再掲

放置している間に、楽譜を置いておいたyahooのストレージが終了してしまった。 今後一生存在しそうな、Google Driveに置き直します。 新しい置き場所はこちら 8ヶ月前にコメントくださった方、放置してすみません。まだ間に合えば、この楽譜で楽しんでくだ…

大森靖子

大森靖子を知った。 YouTube 今日のライブも圧倒的だった。 大森靖子は宮本浩次を知ってるのだろうか。

あの咆哮

エレファントカシマシ 待つ男 - YouTube

佇む俺の咆哮

ジョニーが佇み彷徨しながら咆哮している。 要するに私は一人佇んでいる。 楽しげな皆の団居の中で。 存在は彷徨い、吹きさらされ、最期の音はこの耳でたった一人で聞く。 咆哮は、声ではなく音だ。 魂が咆えたける振動だ。 こんなにも繊細に、こんなにも無…

うまく言えないけど共通している何か

最近の、酒の友となっているYouTubeプレイリスト。 こう来て、 こうなって、 こう来る。 3:55のあたり、裸の宮本が斜め前方を見据え、肋骨ごと全てをさらけ出しながら、体全身を縦ノリで音楽に身を委ねるシーンを見る頃には、深夜2時の路上で嗚咽しながら2リ…

死に様こそが

寒波の前とは言え、凍えるような未明の河原に立って川面を眺める。 村外れに住む知識人として、その人の頭脳にはプラトン以来の知の体系がギッシリ。しかし河原に立ったその人の口からはこういう言葉が出ただろう。 「もうめんどくせえや」 甘き絶望。 大衆…

紅白

いよいよ明日ですね。10時過ぎくらいから?正座ですよ正座。 あの歌で一番好きなところは、 「もう二度と 戻らない日々を 俺たちは 走り続ける」 こうして書いたところで、決して「好きなところ」は表現できていない。 メロディーと声を伴った「歌」でなけれ…

大阪最後の夜に

10月1日から、長らく住んだ大阪を離れて東京で勤務することになった。 宮本が愛する東京。良くも悪くも日本の中心であり続ける東京。大阪人からは愛憎入り混じる、魅惑の土地。大阪最後の夜を気の置けない後輩と飲みながら、44歳にして長渕剛の「東京青春朝…

生きている証

お客さんと呑んだ。 男一匹、仕事を成し遂げる為に必要なものは、知識でも経験でもなく、「強い思い」ただそれだけでいい。 古い秩序は 破れて空の彼方 強い思いだけが 生きている証 今のおのれを 乗り越えてゆけ これは真実というものだ。エレカシはいつだ…

ある人物とエレカシとの出会い

五つくらい年下の後輩が職場にいる。 彼は音楽をやっていて、ドラム、ボーカル、ギターとなんでもこなす。特にボーカルはなかなかのものである。全く無名の頃のサンボマスターやらレキシやらを僕に勧めてくれていたことから、音楽シーンに敏感なのは確実であ…

綱渡りで飯を食べるということ

オフクロが用意してくれた晩御飯を テレビを見ながら俺 綱渡りで食べていた (「オレの中の宇宙」俺の道) 僕は文学も絵画も音楽も、経済も歴史も文化も、何一つ分かっちゃいないけれども。 このような、「あの頃のオレ」の表現が、とてつもない何かであるこ…

2017.4.29 岡山市民会館

前日から岡山に来て、名物の鰆の刺身、ママカリなどを肴にハイボール(糖質制限中)。当日はコンサート前に吉備津神社をお詣りし、あとは岡山城をぼーっと眺めていた。どこまでも広がる春の空から強めの風が吹き、終始心地よかった。4月29日という日に必要な…

3210… 嘘じゃない

RAINBOW(通常盤)アーティスト: エレファントカシマシ出版社/メーカー: Universal Music =music=発売日: 2015/11/18メディア: CDこの商品を含むブログ (5件) を見る 最新アルバムの一曲目「3210」は、単純にカウントダウンの意だとずっと思っていた。ところが…

感動的

数え切れないほど、テレビ雑誌で宮本を見る。ユニバーサル移籍直後の比ではない、怒涛のメディア露出。 何が嬉しいって、その全て、少なくとも僕が見た全ての場面で、宮本とエレカシが温かく迎えられ尊重され、祝福される様子が見られることである。 相変わ…

2017.3.20 大阪城ホール

ドーンとやって来た大阪城。 開演前も撮影禁止と知らずに撮ってしまった、会場の様子。 喫煙所から大阪城が綺麗に見えた。 懐かしいStone Rosesの "I am the Resurrection" などを聞きながらビール片手に開演を待つ。 暗転の後、左右のスクリーンに数々の写…

「善」とかそういうものではない

この動画の"Tatsuhiro Mokuson RYSK"という人のコメントが、とても好きだ。 俺たちの希望の歌だと思って… - YouTube 僕は勝手に思うのは、これは、きっと「善」とかそういうものではなく「やさしさ」なんだと思うな。 声がやさしいもの。 本当にやさしい。や…

悲しみを増すのはなぜ?

俺たちが目覚めていく 静か過ぎる夜明けに 毎日が少しだけ 悲しみを増すのはなぜ 今年も京丹後へカニを食べに行き、24日の晩にプレゼントを仕込み、朝にまんまと騙されて嬉々としている息子を眺め、その晩は妻が丸焼きにしたチキンを頬張った。 そのすべての…

さあ、

仕事をしていた。 気づけば2016年初春の大阪ライブも行かず、仕事をしていた。 PAOの会費も払わずきっと会員でもなくなってるが、気づかず仕事をしていた。 44歳。 子供も大きくなった。 はーっと一息ついた時、昔何度もみたmusic fair「俺たちの明日」をyou…

現れろ

今日の昼、シングルの配信をダウンロードした。 そのまま聴き始める。始めのサビで、確かに襟首を掴まれて地上5mくらいまで引っ張りあげられる。 また、なんちゅう変わったメロディーだよ。 イントロの「どんな時も〜」不思議な和音の感じ、アウトロの「どん…

あくまで控え目な表現

幼稚園に入った息子が、これまで見向きもしなかった電子ピアノの前に座って僕に連弾をせがむ。息子の人差し指を持って、「やぎさんとかけっこだ」だの「ことりはとってもうたが好き」だのといった童謡の旋律を押してやると、目がキラキラしている。 誰しもこ…

2015年4月23日の私

たとえば怒濤の年度末が過ぎ、後悔の兵隊が来る。最近聞いているプレイリストを掲載しようと思う。 プレイリスト名は、「月」 アーティスト 曲名 収録アルバム マキシマム ザ ホルモン 平成ストロベリーバイブ 糞盤 マキシマム ザ ホルモン my girl 予襲復讐…

新春日本武道館公演二〇一五 2日目

「第一部」 M1 夢のちまた 素敵な出だしだ。この間酔っ払ってたった一人でカラオケボックスに入りこの歌を歌ってみたところ、とんでもなく高低差のあるメロディにあうあうとなった。宮本がそれをスルリと歌うと、五線譜の上を上下する大波のような声が、その…

俺は焼肉の帰り道

結婚記念日に焼肉で散財する。雨の中マンションの前まで帰ると、石畳の上に誰かの足跡が彼方此方と濡れている。自分の足を重ね、その人が辿ったであろう順番を探って歩いた。 小さな歩幅である。右へ行きまた左に戻る。次は前、また右へ行ったかと思えば踵を…

1030 ZEPP NANBA 〜 完璧な説得力

明日10時からの打合せの資料が全く出来ておらず、他にも気に掛かる仕事を終えられないまま18時に職場を辞した。相変わらずのダメさ加減にホトホト嫌気がさしながら、果たしてこの状態でコンサートが楽しめるものかと危惧しながらZEPPに向かったが、杞憂だっ…

面影、不在の存在感

エレカシのベスト盤に「浪漫記」というのがある。アルバム3枚分からの選曲なのでお得感はそんなにないが、ポニーキャニオン時代の定番が詰まっているのと、何と言ってもアルバム未収録の「君の面影だけ」が入っているのがよい。 エレカシ自選作品集 PONY CAN…

自慢のプレイリスト

初めてエレカシに触れた人が戸惑うのは、200曲という膨大な発表曲の数ではないか。どのアルバムから聴いたらいいのか分からないという時、なにかテーマに沿った選曲があればその曲の入ったアルバムを聴いてみようと思ってもらえるだろう。ということで、過去…

月を見ていた

ここ数日、深夜ベランダで煙草を吸っている時はずっと月を見ていた。何か普段と違う、妙な存在感で目の中に飛び込んで来ると思ったら、「スーパームーン」といって直径がいつもより大きくなっているのだった。 そう知ってから改めて見ると、確かに大きく、近…

ファンサイトにあるまじき

このブログにカウンターは設置していないが、アクセス数は記録している。先日それを眺めたら、3年ほど前と比べてざっくり3倍となっていた。 ここを繰り返し訪れてくれる方も増えたのだろうが、記事の内容からしてそちらは極少数に決まっている。ということは…

恋心と色褪せない名曲

恋をすると世界はぐるっと一回りしてその姿を変え、この私を中心として再編成される。 何もかもが線香花火のように、ごく儚くしかし光を散らして激しく輝いて見えるようになる。 生きて死ぬという実感。その途中でのこの上ない喜びと同時に、悲しみの予感。 …

すなわち俺だ

8月初頭からこの方、無性に聴きたくなってコールアンドレスポンスを聴いていたら、「エレカシブログ俺の道」さんが、当時の思い出深い"宮本檄文"を記事にして下すっていて、なんと言うかこの絆感、この運命感、この同時性にいたく感動していたのだった。 →サ…