2008-08-01から1ヶ月間の記事一覧

それはきっと誤解です

いや、例の宮本画像のことなんですが。Rocksのトップページにある、例のあれです。 昨日たきさんのところでコメントしたとき、変な紋切り型を書いたせいで誤解を持たれてしまいそうなので、ここで続きを書いておくのです。

宮本とベートーヴェン

先日の記事のコメント欄で「のだめカンタービレ」の話になって、宮本とベートーヴェンについても少し考えていたことを思い出した。19世紀的な話しの続きで書いてみようと思ったが、書いてみるとやたら長文になった。悪ノリしたような気もするが、とにかく…

宮本とファウスト(ROJ337インタビュー)

ROJ337のインタビューを読んだ。 冒頭のファウストの話をきっかけに、インタビューを通じて大きく2つのことを話してくれたように思える。それぞれ面白かった。ひとつは、エレカシのいわゆる「ニュー・モード」としての現在に至る道を、ゲーテの『ファウスト…

採譜後記

終わってないのに後記。 楽譜作成にあたって、蔦谷氏のピアノをひたすら聞いた。 よく考えると、シングルカップリング曲のインストバージョンを、わざわざこんなに聞くことってあまりない。せっかくなので、この経験を生かして蔦谷氏のピアノの感想を書いて…

「風に吹かれて Piano version」の自作楽譜

<2010.9.4追記:下記楽譜の最新版は→こちら> たきさんが「風に吹かれて」を弾き語り練習しているのを見て、やってみたくなった。しかし、ギターはもう何年も弾いてないし弾ける環境にもないので、ピアノバージョンを練習してみようと思った。 蔦谷氏が弾い…

Starting Over(5)あの鐘を鳴らすのは

歌の前半で回想の道を走った後、小休止した車は再び走り出す。この走り出す部分がまた印象的なのでそれを書く。Cメロから歌の終わりにかけて、2つの音が鳴る。クラクションと鐘の音だ。この二つの対比はいろいろと示唆的だと思う。

Starting Over(4)車は走る、回想の道を

途中で寄り道しましたが、楽曲「Starting Over」シリーズの続きです。 何度も聞いてるうちにサビが奇跡のように感じられてきて、それを分析的に書くのもばからしいので、もっとばかになって創作文の形にしてみた。書いてみると、この歌の感想を書くためには…

さよならパーティー(6)空洞としての「パーティー」

(1)〜(5)まで、「パーティー」の意味について思うところを書いてきて、確信を深めたことがある。それは「パーティー」には意味がないということだ。「矛盾するようだが」矛盾しない。結局のところ、宮本は作詞時点では、「パーティー」になんの意味も…

さよならパーティー(5)「パーティー」に託されたもの

RIJFのステージまで10時間くらい。夜更かししているのは、参加しない(できない)ファンだけだろう。明日少しでも涼しいといいですね。sakuさんの掲示板で、さよならパーティーについて意見交換がされている。(neunさんの「はじめまして。」というスレッド…