うまく言えないけど共通している何か
最近の、酒の友となっているYouTubeプレイリスト。
こう来て、
こうなって、
こう来る。
3:55のあたり、裸の宮本が斜め前方を見据え、肋骨ごと全てをさらけ出しながら、体全身を縦ノリで音楽に身を委ねるシーンを見る頃には、深夜2時の路上で嗚咽しながら2リットリくらいの涙を流しているのである。
リスタートすると言ってリスタートできるほど人間は簡単じゃない。
すぐに、いつものあの風景が意識の上に帰り来たる。
その度に自分の半分を振りほどき、生まれ変わったように歩き出せば、その極限でいつか僕は無になるだろう。
そこまでに歩む歩幅を、身を委ねるリズムを知っているから、嬉しくて悲しくて涙が流れるらしい。
どうやら。