2019-08-04 佇む俺の咆哮 ジョニーが佇み彷徨しながら咆哮している。 要するに私は一人佇んでいる。 楽しげな皆の団居の中で。 存在は彷徨い、吹きさらされ、最期の音はこの耳でたった一人で聞く。 咆哮は、声ではなく音だ。 魂が咆えたける振動だ。 こんなにも繊細に、こんなにも無様に、 それは誰もいない街に響く。 それは、昇る太陽までまっすぐ届いて共鳴する。