誰かがお前を待ってる

業務上でむき出しの敵意をぶつけられ、へこむ。

酒を飲んで安宿に転がりこみ、携帯でyoutubeのあのファイティングマンの映像を眺める。

自信をすべて失っても。
エレカシがあるから、僕はこうして嗚咽する。そうすることができる。

なにがなんでも、あの親父がペーパーを見て頷く様を見てやる、と思える。
あの親父こそが、僕を待っているのだと思える。